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〜技術者のカイハツ2ブヤキ〜

外部からの電力供給無く動くストーブを研究開発しています

燃焼熱から発電し(熱電変換)、ヒーターの稼働電力にする事で、外部からの電力供給無く動くストーブと言う物を、当社研究開発しています!

 

「今回の北海道胆振東部地震が、もし冬だったら・・」

 

こういう人は結構多いのですが、実は今日明日に始まった事ではなくて、

登別の大規模停電でオール電化があまりにもろかったのが思い出されます。

今後、冬に向け暖房器具に注目が集まるかと思いますが、下の写真のようなファンヒーターですと、起動時650w燃焼時22wとあります。

 

それは、灯油が燃焼できるまで電気ヒーターで加熱し燃焼に入るとヒーターを切る仕組みになっているものと、

起動時300W→燃焼時265wなどでヒーターを入れ続け、消費電力があまり変わらないものがあります。

(この方式、消費電力は多いですが、燃焼の綺麗さは素晴らしいものがあります)

この場合、発電機(ソーラーの蓄電でも良いですが)は、最大消費電力分の容量が必要で、燃焼後は消費電力が下がった分他の電気製品を利用することができます!

写真の物ですと、発電機で先ずストーブを稼働させ、安定燃焼に移行したら消費電力が大幅に下がるので、その分を他の電力を利用できます。

又、燃焼熱から発電し(熱電変換)、ヒーターの稼働電力にする事で、外部からの電力供給無く動くストーブと言う物を、当社研究開発しています!